【巨人】アダメス、快速0封デビュー 12球中8球が150キロ超

スポーツ報知
初登板のアダメスは1イニングを無失点に抑えた

◆巨人2―3ヤクルト(24日・東京ドーム)

 持ち味を十分に発揮した。0―3の9回2死二塁。アダメスは山田を147キロのツーシームで詰まらせて高いバウンドの投ゴロに打ち取った。「外角から中に入れるツーシームでゴロを打たせる理想の投球でした」。来日3年目。16日に育成選手から支配下登録されてから、初登板。先頭の三輪にストレートの四球も、1回無失点と結果を残した。

 東京Dでは昨年の2軍公式戦で登板経験があった。マウンドの感触は覚えていたが、この日は4万人以上の大観衆。雰囲気は全く違った。「少し緊張はありました。お客さんの数がすごくて興奮しました」と気持ちが高ぶったが、ファームで守護神としてリーグトップの11セーブを挙げている強心臓ぶりで乗り切った。

 自身の最速は157キロで、この日は全12球中、150キロ以上を8球計測した内容に、斎藤投手総合コーチは「真っすぐは速いしツーシームも落差があっていい」。ドミニカ共和国出身の23歳が、新背番号「92」で好スタートを切った。

巨人

×