【巨人】渡辺恒雄主筆、由伸監督を評価「名監督だよ」前半戦報告

スポーツ報知
ファンの声援に応える高橋監督

◆巨人4―0広島(6日・東京ドーム)

 巨人・高橋由伸監督(43)が6日、東京・大手町の読売新聞東京本社を訪れ、読売グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(92)、老川祥一オーナー(76)らに前半戦の報告を行った。チームはBクラスと波に乗れていないが、東京Dで広島戦を観戦した渡辺主筆は「いろいろ(話を)したよ。一人ひとりの選手の状態。いいことばかりじゃないけど、よく見ている。一人ひとり(の選手)をよく知ってる。名監督だよ」と評価した。

 会談では前半戦を振り返りつつ、今後の課題や戦略なども話し合った。岡本ら若手が台頭したことも話題になったようだ。由伸監督は「後半戦どうやっていくか、どういうふうに考えているかという話をした」と説明した。

 ここまでの戦いぶりに、渡辺主筆は「全体から見れば巨人本来の野球じゃない」と指摘。指揮官に対しては「よくやっているよ」と信頼を寄せたが、チーム全体については「いい選手もいるのは事実だけど足りない。もっと強化する。圧倒的に勝つようにしなきゃいけない」と、さらなる強化の必要性を口にした。

 今季は1点差試合で6勝15敗。接戦を勝ち切る重要性も話し合われたとみられ、老川オーナーは「1点勝負で勝っていれば、とっくに首位になっていてもおかしくないくらい。何とか克服しないといけない」と話した。由伸監督は今季が3年契約最終年だが、同オーナーは「今日は全くそういう話にはならなかった」とした。

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