7連勝中の巨人が5差から詰めるか、広島が一気に引き離すか…GC番記者が決戦を前に舌戦

スポーツ報知
決戦の舞台・マツダスタジアム

 7連勝中の2位・巨人は、20日からマツダスタジアムで首位・広島との3連戦に臨む。甲子園で阪神に3タテを食らわせるなど、7月8日の広島戦(東京ドーム)から7連勝中の巨人だが、敵地マツダでは5戦全敗と苦戦している。勢いに乗って雪辱を果たすのか。それとも広島が首位の力を見せつけるのか。両チームの担当記者がトークバトルを展開した。

 広島担当・種村「7連勝中ですか…。巨人は勢いありますね」

 巨人担当キャップ・水井「目指すは3タテ。10連勝して2ゲーム差だ。柱の菅野と山口俊は万全だし、今村も安定感ある。ただ…マツダスタジアムは相性が悪い…」

 広島・種村「本拠での巨人戦は今季5戦無敗。昨季から9連勝してますからね」

 巨人・水井「選手たちは『甲子園より異様な雰囲気がある』と言ってる。ヤジも飛んでくるから『聞かないようにしないとね』ともね」

 広島・種村「坂本勇人が(左脇腹の負傷で)いないんですよね。広島の投手陣はやはり『坂本が一番嫌だ』と言っていましたから」

 巨人・水井「そりゃあ、打率リーグ2位がいないんだから厳しいよ」

 広島・種村「広島で言う丸がいない感じすね。丸は今季の巨人戦打率は4割6分7厘です」

 巨人・水井「鈴木は?」

 広島・種村「16日の中日戦で左すね付近を打撲して、出場は微妙なところです」

 巨人・水井「4番が出られないかもしれないのに余裕だな」

 広島・種村「層は厚いので!」

 巨人・水井「こっちは坂本不在でも、個々の調子も上がってきた。阿部、長野、亀井も『勇人が帰ってきた時はいい位置で迎えたい』と言ってる。岡本も若いのにリーダーシップを持ち始めた」

 広島・種村「でも、中継ぎが不安定だった印象が…」

 巨人・水井「経験豊富な野上と吉川光が加わったから、先発は飛ばしていける。捕手は大城と宇佐見を併用して、また違った配球が期待できる」

 広島・種村「今回の3連戦は西日本豪雨で大きな被害を受けて以降、本拠地では初の公式戦です。試合前には選手会による義援金の呼びかけもします。チームとしては負けられない気持ちが強いです」

 巨人・水井「それは、巨人も同じ気持ちだよ」

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