【巨人】坂本勇、フリー打撃再開「待っていてください。もうちょっとです」

スポーツ報知
屋外でフリー打撃をした坂本勇(カメラ・中島 傑)

 左脇腹の肉離れとみられる症状で戦線離脱している巨人・坂本勇人内野手(29)が15日、G球場でフリー打撃を再開した。75スイングでサク越えは左翼への1本だったが、広角に打ち分けて安打性の打球を連発した。7月17日に出場選手登録を抹消されて以降、初めての屋外フリーだったが、主将は「違和感なくできました。(スイングに)キレがないから変な感じもしますけど」と振り返った。

 少しずつ、実戦復帰の日も近づいてきた。左脇腹は初めて負傷した箇所ということもあり、離脱後は慎重にリハビリを続けてきた。今後も状態を確認しながらステップアップしていくことになるが、早ければ来週中にも実戦の舞台に戻ってくる可能性もある。勇人も「待っていてください。もうちょっとです」と笑みを浮かべた。

 フリー打撃後には遊撃の守備位置でノックを受け、二塁に入った辻と連係プレーを見せるなど動きは軽快だった。1軍は敵地でのヤクルト3連戦中とあって「明日は神宮にいるかもしれませんね」と冗談を飛ばす場面もあった。背番号6がグラウンドに戻ってくる日を誰もが待ち望んでいる。(後藤 亮太)

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