【巨人】吉川大が、松原が、紅白戦で盗塁成功!走塁改革へ積極的な意識が浸透

スポーツ報知
2回2死一塁、盗塁する吉川大(右は増田)(カメラ・中島 傑)

 巨人が11日、宮崎秋季キャンプで紅白戦を行った。

 石川、田中俊に本塁打が出て、小林、石川、若林、吉川大、北村が2安打のマルチ安打。7イニング制で両チーム計15安打、白組が5―1で勝利した。その中で光ったのが積極走塁だ。

 2回2死一塁、吉川大は笠井の打席の初球で二盗に成功。4回2死一塁では、松原が和田の3球目に盗塁成功。強肩捕手・岸田のドンピシャの送球でアウトになったが、3回2死一塁から増田も吉川尚の2球目に盗塁を試みた。

 シーズン終了後、新たに鈴木尚広外野守備走塁コーチが就任。現役時代に「神の足」と称された鈴木コーチが「広島と比べても盗塁の企図数が少ない。スタートを多く切れれば、それだけ相手にプレッシャーをかけられるわけだから。失敗することを恐れないことが大事」と、どんどんスタートを切るよう意識改革に取り組んでいるが、この日の紅白戦で形として表れた。

 盗塁だけでなく、6回無死一塁から左翼線の左前安打を放った育成選手・笠井が一気に二塁を狙って間一髪の二塁打とした。7回2死一塁からは吉川尚が中前打を放ち、中堅手・重信が打球をはじく一瞬のスキをつき二塁へ進塁。一つでも先の塁を狙う意識が若手全体に浸透している。

 この日の紅白戦の詳細、全経過はスポーツ報知巨人取材班の公式ツイッター(https://twitter.com/hochi_giants)で。

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