【巨人】小林、実りの秋 実戦3戦で打率8割超え「練習します」来季ノルマは2割4~5分

スポーツ報知
4回、中前適時打を放つ小林

◆巨人紅白戦 白組5―1紅組=7回制・特別ルール=(11日・サンマリン宮崎)

 巨人は11日、今キャンプ3度目の紅白戦を行い、「考える野球~第2弾」を実施した。全7イニングにおいて、攻撃、守備側とも常に「1対0」で勝っている状況を想定。展開や流れ、相手打者の傾向などを自分たちで考え、サインを出し合った。

 小林誠司捕手(29)が打撃で存在感を示している。この日の紅白戦では、2点を追う4回2死一、二塁から中前適時打。6回にも左前打を放ってマルチ安打とした。8日のMLBオールスター戦(東京D)を含め、秋の実戦は3試合で6打数5安打の打率8割3分3厘。「また打って、結果を出せるように練習します」と、さらなる安打量産を目標に掲げた。

 今季は打率2割1分9厘だったが、シーズン序盤には一時、打率リーグトップに立ったようにポテンシャルは秘めている。原監督からも「練習と同じようにやればもっと打てるはず」と背中を押され、打率2割4~5分を来季のノルマに設定された。肩は球界屈指だが、大城や宇佐見、動向チェック中の西武・炭谷らとの正捕手争いを制すには打力アップが必須になる。

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