【巨人】和田120メートル弾「恋ちゃんは好き。でもあの姿は嫌い」の原監督に猛アピール

スポーツ報知
4回2死、左中間に先制のソロを放つ和田(カメラ・中島 傑)

 巨人の和田恋外野手(23)が1日、秋季宮崎キャンプの紅白戦で今秋2号となる特大の本塁打を放った。

 白組の「4番・左翼」で先発出場。0―0で迎えた4回2死、左腕・池田の内角速球を完璧にとらえると、打った瞬間ホームランと分かる打球は、両翼100メートルのサンマリンスタジアム宮崎・左中間スタンド中段にある通路まで届いた。

 和田は今季2軍で打率2割9分6厘、18本塁打、87打点で本塁打王と打点王の2冠。1軍デビューしてプロ初安打も記録した。原監督となって最初の実戦となる1日の紅白戦でも、池田から本塁打。この日は今秋2号となる推定120メートルの豪快な一発だった。

 8日のMLB選抜戦(東京D)は3球三振で1打席で交代。原監督から「俺は恋(れん)ちゃんは好きだよ。でも、あの姿は嫌いだ」と声をかけられていた。「失敗してもくよくよする必要ないの。肥やしにするのよ、全て。栄養にするの」と話していた指揮官の前で最高のアピール弾になった。

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