【巨人】畠、全試合で被弾の天敵・丸からアドバイスもらう

スポーツ報知
ブルペンで投げ込む畠世周(カメラ・生澤 英里香)

 巨人の畠世周投手(24)が4日、チームメートとなった天敵を“取材”し、自身のレベルアップにつなげる考えを明かした。広島からFA加入する丸にはルーキーイヤーの昨年、7打数3安打、3本塁打、4打点と徹底的に打ち込まれた。それだけに「こちらから気軽に聞けることではないですが、もし聞けることがあったら(どういう印象だったか)聞いてみたいです」と意欲を見せた。

 昨季広島戦は3試合に先発し、0勝2敗、防御率5・06。特に、丸にはデビュー戦でプロ初本塁打を浴びるなど、全試合で被弾した。「打たれたら全部ホームランでした」と振り返るほど、強打者の印象は色濃く残る。ただ、来季からは同じチームになるため、自分が打席からどう映っていたか、クセはあったのかなどを直接聞いて、投球に反映させていくつもりだ。

 この日はG球場で自主トレを行い、10月の秋季練習中にコンディション不良で別メニュー調整となってから初のブルペン入り。捕手に立ってもらい、直球のみ30球を投じた。球団スタッフが「140キロは出ていたと思う。強い球だった」と話すなど、順調な回復を見せる。今季は急性腰痛で大きく出遅れたが、先発の柱として期待のかかる3年目に向けて、レベルアップを続けていく。(後藤 亮太)

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