【巨人】丸、前広島・新井氏の金言胸に刻んだ たどりついた答えとは…

スポーツ報知
自主トレの最中に陽(左)と話し込む丸

 巨人の丸佳浩外野手(29)が14日、G球場で昨季現役を引退した前広島・新井貴浩氏(41)の金言を胸にバットを振り込んだ。

 「『正解を10として、どうやったら10になるか。5+5でなる人もいれば9+1でなる人もいる。何をすればいいか考えながらやれ』との言葉を頭に入れてやっています」と約1時間、黙々と打撃練習を行った。

 たどりついた答えは「割り切ること」だ。「若いときはストライクや直球を見逃したくないと思っていた。でもベースの端に来た球をヒットにするのは難しい。今は甘い球を仕留めることだけ考えてます」。際どい球は無理に打たず、失投を逃さないことを“正解”とし、そこへたどりつけるように鍛錬を積む。

 昨季は打率・306、自己最多の39発、97打点で2年連続セMVPに輝いた。「失敗しても打席の中で収穫があればいいので」と常に自身の最高を追い求める“優勝請負人”。巨人5年ぶりV奪回へ、背中でナインを引っ張る。

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