【巨人】マシソン、来日遅れる ウイルスの影響でキャンプイン間に合わず

スポーツ報知
巨人・マシソン

 巨人のスコット・マシソン投手(34)の来日が2月中旬にずれ込む事が15日、分かった。昨年12月にウイルスに罹患(りかん)したことが原因で抵抗力が落ちていることから、他人からの感染を防ぐため、大事をとって来日を遅らせる措置をとった。

 マシソンは左膝を痛めた昨季途中に渡米し、8月末に米イリノイ州シカゴ内の病院でクリーニング手術を受けていた。その際に「リハビリに全力で取り組み、来春の宮崎キャンプに100%の状態で臨みたい」とコメントしていた通り順調なトレーニングを続けていたが、12月にアクシデントに見舞われた。

 症状は一定期間の薬物治療で回復し、キャッチボールを再開したが、高熱が出るなど十分なトレーニングを行えない時期もあったことで、まずは筋力を戻す必要がある。キャンプ中の1軍合流は見通しが立たない現状だが、幸い手術した左膝の状態には問題がない様子で体力が戻り次第、戦列復帰は可能だ。

 原監督は現状で勝利の方程式を「白紙」と強調している。さらに自身にゲレーロ、ヤングマン、メルセデス、アダメス、マルティネスに新加入のビヤヌエバ、クックを加えた8人で「4」の外国人枠を争うサバイバルにおいて調整遅れは痛恨だが、不屈の闘志で巻き返すしかない。

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