【巨人】菅野、圧巻のフリー打撃初登板…和田「勉強に…」大城「やばいです」

スポーツ報知
フリー打撃に登板した菅野智之(カメラ・安藤 篤志)

 巨人の菅野智之投手(29)が17日、今年初めてフリー打撃に登板した。和田、大城に計40球。力強い速球、抜群の制球力、キレ味鋭いスライダーなど圧巻の投球をみせ「ブルペンで投げているようなフォームで投げられたので良かったと思います」と振り返った。

 前半は球種を予告し、後半はマスクをかぶったブルペン捕手が球種のサインを出す形で行われた。

 和田、大城ともに、球種を予告した前半にストライクの球に手が出ず、見逃すという場面があった。これについて和田は「コースぎりぎりのところに来て手が出ませんでした。フリー打撃とはいえ、日本を代表する投手の打席に入ってバットを振れたことは勉強になりました」と振り返った。

 大城もエースの球に「やばいです」を連呼。「ボールだと思って見逃したらストライクだった球もありましたし、手元でピュッとくる。球のキレがすごかったです」と目を丸くした。

 今年の菅野は20勝、3年連続沢村賞へ、自主トレ、キャンプのブルペンで力感のない投球フォームを追求している。球界最高の球は和田、大城にとって生きた教材。エースは「彼らもいい経験にしてくれたらうれしいですし、僕もある程度は力を入れて投げたので、いい時間だったなと思います」と話した。

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