【巨人】平均26・3歳の若手打線が躍動 原監督「どっちがレギュラーだか…」

スポーツ報知
オリックスに快勝しハイタッチを交わす巨人ナイン(カメラ・池内 雅彦)

 巨人は9日、若手主体のメンバーでオリックスとのオープン戦(京セラD)に臨み13安打10得点で快勝した。

 これまで出場が続いていた坂本勇、丸、ゲレーロ、ビヤヌエバ、中島、陽、炭谷らのベテラン中堅選手はベンチスタート。侍ジャパンに参加している岡本、小林、吉川尚、田口が不在という中、先発オーダーには1番から田中俊、松原、亀井、北村、大城、石川、山本、立岡、吉川大とフレッシュな顔ぶれが並んだ。

 若手に出場機会を与えて見極める意味もあり、先発メルセデスも含め、スタメン10人の平均年齢は26・3歳。初回に4番・北村、5番・大城の連続適時打で先制すると、田中俊と吉川大が俊足を飛ばし三塁打を放つなど、スピード感あふれる攻撃で躍動した。

 原監督はこれまで出場機会が限られていた若手の猛アピールに「どっちがレギュラーだか分からないよ」とうれしそうに振り返り、「持ち味がしっかり出ていたというところが良かったと思いますね」と拍手。先発捕手で3安打した大城については「成長の跡というのは非常に出ていると思いますね」と評価した。

巨人

×