丸ちゃん「無敵の松山伝説を築いて」松山にメジャー連続出場記録並ばれる

2017年8月10日7時0分  スポーツ報知

 ◆米プロゴルフツアーメジャー最終戦 ▽全米プロ選手権(10日開幕)

 10日開幕の米男子ゴルフのメジャー今季最終戦、全米プロ選手権(クウェイルホローC)で日本男子初のメジャー制覇に挑む松山英樹(25)=LEXUS=が出場する。今大会で自らの日本男子最多メジャー連続出場記録19に並ばれる丸山茂樹(47)=セガサミーホールディングス=が、メジャーに出続ける難しさや意義などを語った。

 松山はこの数年、抜群の安定感で世界を席巻してきた。前週、日本男子最多5勝目を挙げ、その勢いのまま日本人歴代最多19戦連続となるメジャー舞台に臨む。初日のティーショットを放った瞬間に、記録に並ばれる丸山は「世界ランクと同じく、何年も続けて安定して成績を残さないとできないこと。派手な記録ではないですが、すごいと思いますよ」と話した。

 メジャーは世界の強豪しか立てない夢舞台だ。主な出場資格は世界ランク50位以内のマスターズや全英オープン、同60位以内の全米オープン、同100位以内の全米プロ。つまり、松山は13年6月の全米オープン以降4年以上その地位を維持してきた証しだ。当然、大きなけがをしないことも条件になる。「英樹にはこのまま100回連続くらいまで記録を伸ばして、『無敵の松山伝説』を築いてもらいたいですね」と丸山は笑顔でエールを送る。

 世界最高峰の米ツアーは日本ツアーと比べて過酷だ。試合数が多く、移動距離も長い。コースの距離も長く、芝や気候、食事などへの対応も求められる。身長170センチの丸山は「飛距離やパワーでかなわなくても、そういう相手と渡り合っていかないといけない。自分の強みを考えて、自分のゴルフを必死に頑張った」と振り返る。卓越したショートゲームで02年全英オープンで5位、04年全米オープン4位に入った。「英樹は年々、飛距離も伸びて体格でもひけをとらない。継続して経験を積むことはメジャー制覇にもつながるはずです」と高く評価する。

 13年秋の米ツアー本格参戦から4年。松山は6月の全米オープンで日本男子歴代最高に並ぶ2位に入った。最多勝、獲得賞金など丸山の持っていた日本男子最高記録も次々と塗り替えている。「どんどん、新しい記録を作ってもらいたい。ゴルフ界を松山一色に塗り替えて、子供たちに夢を与えてほしいですね」。20年東京五輪日本代表ヘッドコーチは、メジャー初制覇の歴史的瞬間を心待ちにしている。(榎本 友一)

 ◆主な外国選手のメジャー連続出場記録

 ▽タイガー・ウッズ(米国)97年マスターズから08年の全米オープンまで46大会連続で出場。その間に計14勝を挙げ、29度のトップ10入り。予選落ちは1度のみだった。

 ▽ロリー・マキロイ(英国)09年マスターズから15年全米オープンまで26大会連続で出場。11年全米オープン、12、14年全米プロ、14年全英オープンと計4勝。12度のトップ10入りで予選落ちは4度だった。

 ▽ジョーダン・スピース(米国)松山と同じ13年全米オープンから18大会連続継続中。15年のマスターズ、全米オープン、今年の全英オープンと計3勝。トップ10は7回で、3度の予選落ち。

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