宮里藍「最後はいいパーで締めくくれた」通算1オーバーでプロ生活に別れ

2017年9月17日23時39分  スポーツ報知
  • 最終ラウンドを終え、ボードを持つ観客らと記念撮影する宮里藍(共同)

 ◆米女子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦エビアン選手権最終日(17日、フランス・エビアンリゾートGC=6479ヤード、パー71)

 最終ラウンドが始まり、メジャー昇格前の09、11年大会覇者で今大会限りで現役を退く宮里藍(32)=サントリー=は27位からスタート。2バーディー、4ボギーの73で回り、通算1オーバーでホールアウト。約15年間のプロ生活に終止符を打った。歴代最多の53戦目の挑戦も、メジャータイトルには手が届かなかった。

 441ヤードの最終18番パー4。グリーン周りで、予選ラウンドをともにしたポーラ・クリーマー(米国)と曽(台湾)の出迎えを受けた。12年間の米ツアーの最後は、様々な思いで目を潤ませながら1・5メートルのフックラインをド真ん中から沈めてパー。「今日はちょっとボギーの多い一日でしたけど、最後はいいパーで締めくくれたので、何とか気持ちを整えて最後まで回れたと思います」。大喝采に涙をこぼしながら右手を挙げて応えた。

 グリーン脇ではゴルフ界のレジェンドも見守っていた。ジャケットに身を包んだ男子メジャー9勝のゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)に「頑張って」と花束を手渡され「とても光栄です。ありがとうございます」などと笑顔で抱擁を交わした。

 ホールアウト後にはWOWOWの中継に生出演。09年に米ツアー初勝利を挙げたエビアンが最終戦の舞台となり「私のキャリアはここから始まったので、ここで終われて良かったです」とうなずいた。今後の活動については「いやぁ~、正直、何も思い浮かばないです。少し休んだ後にやりたいことは出てくると思うので。必要とされたことをやっていきたい」と話すにとどめた。

 日本のファンに向けては「本当は最後に日本の試合に出て終わりたいと思っていたんですけど、家族のこと(父の優さんが闘病中)もあって。こういう決断になりました。14年間、長きにわたり沢山の声援を本当にありがとうございました」と感謝の思いを口にした。

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