小平智、「ブレずに」遼に8差首位発進

2017年10月13日6時0分  スポーツ報知
  • 1番で2打目を放つ小平智

 ◆男子プロゴルフツアー・メジャー第3戦 日本オープン第1日(12日、岐阜・岐阜関CC東C=7180ヤード、パー70)

 2015年大会覇者の小平智(28)=Admiral=が8バーディー、2ボギーの64で回り、6アンダーで浅地洋佑(24)=フリー=と並んで首位発進した。ジュニア時代からしのぎを削る石川遼(26)=カシオ=と同組で戦い、初日は8打差で完勝。3月に結婚した08年賞金女王・古閑美保(35)の前で大会2勝目を果たし、賞金ランクトップ返り咲きを狙う。石川は2オーバーの61位と出遅れた。

 いきなり爆発した。小平は3番で7メートルを沈めて伸ばすなど、パット、ショットともに絶好調で今季3度目&大会初の首位発進。訪れた観衆4383人の多くを引き連れたが「僕はそんなに注目されてない。遼の応援に来ている」と冷静さを失わなかった。

 大人のゴルフで守りに入った。11番、333ヤードの短いパー4。欲を出せば状況次第でワンオンできたが、堅実にアイアンを握った。フェアウェーに置き、第2打はピンそば1メートルでバーディー。「遼はドライバーで僕はアイアンだった。ブレずにやりたい」。フェアウェーを外した16、18番は無理にグリーンを狙わず、刻んでパーセーブ。今季は10試合以上出場した選手の唯一の全試合予選通過。抜群の安定感を発揮し、プロ転向後の石川との同組対決を通算3勝1敗1分けとした。

 2歳年下の石川を追いかけてきた。自身がアマ時代の08年大会は、2位の石川と対照的に予選落ち。直近2度の優勝スピーチでは「松山と遼に負けないようにしたい」と語った。最近5年ほどは年始の初打ちで必ず一緒に回る。61位で出遅れた石川に対し「最終日に一緒に回れたら」と浮上を期待し、ハイレベルでの優勝争いを熱望した。

 勝てば、尾崎将司の27歳297日に次ぐ若さ(28歳34日)での国内メジャー3勝だ。2週前の優勝で賞金ランクトップに立ったが、前週Vの宮里優作に抜かれて2位。首位発進は過去5回あるが、いずれもV逸。「(初日のゴルフを)4日間、貫き通せば優勝できるんじゃないか」。攻守自在のスタイルで難コースに挑み、最終日に来場予定の古閑の前で史上初の“夫婦賞金王”への道を切り開く。(浜田 洋平)

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