福田真未、7年目で初優勝「苦しい試合。深呼吸しながらラウンドした」香妻ら仲間の祝福に涙

2017年11月13日7時0分  スポーツ報知
  • 中谷美紀(左)と優勝トロフィーを持つ福田真
  • 通算11アンダーで初優勝を決め、笑みを浮かべた福田真

 ◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス最終日(12日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 単独首位で出た福田真未(25)=えんホールディングス=が72で回って通算11アンダー。プロ7年目で初優勝を飾った。一時は2位に6打差をつけるも13番から3連続ボギー。ヒヤヒヤの展開ながら逃げ切り、完全Vで4年連続の賞金シード獲得を決めた。韓国のアン・ソンジュ(30)=モスバーガー=が1打差2位。

 最終18番。約1メートルのウィニングパットを沈めると、福田真は右手を突き上げた。プロ7年目で悲願の初優勝。香妻琴乃らツアー仲間と抱擁を交わすと涙がこぼれ落ちた。「苦しい試合。深呼吸しながらラウンドした」。12番終了時点で2位に6打差をつけたが「緊張して体が動かなくなった」。13番から3連続ボギーで、リードは1打に縮まった。

 14年4月のKKT杯バンテリンレディスは最終日を単独首位で出るも75と崩れ6打差5位。当時15歳でアマの勝みなみに優勝を許した。敗北のダメージで、一時はまっすぐ構えることすらできなかった。母・信代さん(53)は「2年前、ドライバーからパターまで全てイップスになった」と明かす。精神面が課題だった。

 最終日もダウン寸前まで追い込まれたが、17番で3メートルのパーパットを沈めた。母も「最終的にはイップスも自分で克服した。本当に成長したと思います」とねぎらった。大会前までは賞金ランク58位とシード獲得すら厳しい位置だったが、大逆転で4年連続のシードを獲得。本間ゴルフ製のボールを使用し初めて女子ツアーを制した選手にもなり「自信になる」。168センチの長身ゴルファーが、大きく羽ばたく。(高橋 宏磁)

 ◆福田 真未(ふくだ・まみ)1992年6月15日、福岡市生まれ。25歳。11歳で父の勧めでゴルフを始め、福岡・沖学園高2、3年時に全国高校選手権で優勝。2011年にプロテスト合格し、14年に初シード獲得。趣味は釣り。168センチ、58キロ。家族は両親と姉と双子の妹。

 〇…大会を主催する伊藤園のCMに出演中の女優・中谷美紀が表彰式に「特別プレゼンター」として登場。優勝した福田真に副賞の目録などを手渡すと「よくぞ、あそこまでこらえましたね。格好良かった。ホレボレしました」とたたえた。“サプライズ”として、観衆の前では茶道のお点前も披露した。

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