宮里優作、ノーボギー通算9アンダーで1差2位浮上

スポーツ報知

◆男子プロゴルフツアー アジアツアー共同主管 レオパレス21 ミャンマー・オープン第3日(27日、ミャンマー・パンラインGC)

 昨季の日本ツアー賞金王・宮里優作(37)=フリー=が6位で出て3バーディー、ボギーなしの68をマーク。通算9アンダーとして首位と1打差の2位に浮上した。最終日逆転で、今季初となるツアー通算8勝目を狙う。66で回ったライオネル・ウェバー(27)=フランス=が、10アンダーで単独首位。

 気温30度を超す暑さの中、日本の賞金王が我慢のプレーでスコアを伸ばした。宮里は1番で1・5メートルを沈めてバーディー発進。その後、得意のショットでチャンスを数多くつくるもパットが決まらず。ようやく17、18番で2メートル、4メートルを沈めて伸ばした。「パットの読みが甘くて入らない。しんどかった」と顔をしかめる展開だったものの、6位から1打差2位へ詰め寄った。

 大会2年連続の最終日最終組だ。昨年は1打差の首位で迎えた最終日に73と振るわず、6位。「勝てなかった16年があって、勝ち急いだところがあった」と反省。昨季4勝を挙げ、ツアー史上初の選手会長賞金王となった37歳は「今年は余裕をもっていける」と、逆転での自身初の海外Vへ自信をのぞかせた。

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