シニアツアー賞金王5度・金井清一氏「本当にうれしい」…ゴルフ殿堂入り表彰式

スポーツ報知

 第6回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者3人の表彰式が23日、横浜市内で開催中のゴルフフェア内で行われた。プレーヤー部門はシニアツアー通算17勝で同最多5度の賞金王・金井清一氏(77)、女子ツアー29勝で88年賞金女王の吉川なよ子氏(69)。レジェンド部門は尾崎将司の初代師匠でもある故・藤井義将氏(享年85)が選出された。

 日本プロ2勝(72、76年)などレギュラーツアーも12勝の金井氏は「こんな賞を頂けるなんて本当にうれしい。ゴルフ一筋で、それが実った」と壇上で涙した。プレゼンターの青木功・日本ゴルフツアー機構会長(75)は「この人がいなかったら青木功はいなかった」と名勝負を繰り広げた先輩をたたえた。

 ゴルフ場のキャディーから始めた苦労人の吉川は「今日が30勝目かなと思っています。ゴルフに恋して(プロ入りから)45年。身に余る光栄」などと話した。通算23勝で切れ味鋭いショットから“玄海の荒法師”の異名を取った藤井氏は、息子の久隆氏が賞状を受け取り「言葉に出せないほどの喜びです」とコメントした。

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