石川遼、アイアン乱れイーブンパー「自信を持って打てる何かがまだない」

スポーツ報知

男子プロゴルフツアーパナソニックオープン<第1日> 19日、大阪・茨木CC西C(7343ヤード、パー71)

 石川遼選手会長(26)=カシオ=が5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー、71でホールアウトした。大会前、コース攻略のカギに挙げていたアイアンショットが乱れ、スコアを伸ばせなかった。

 午前7時50分。インスタートの石川は出だしでいきなりつまづいた。381ヤードの10番パー4。ティーショットを左へ曲げて3オン。ピン左上1・5メートルから、カップ左抜け、カップ右抜けで、まさかの3パットでダボ発進。大勢のギャラリーからため息が漏れ「自分でもビックリしました。読んだとおりに曲がらなくて。頭が真っ白のまま打ったら3パットして」と悔しがった。

 続く11、12番はアイアンが切れて80センチ、4メートルにつけて伸ばした。524ヤードの13番パー5はピン左上4メートルへ2オン。2パットでバーディーを奪った。

 ところが、454ヤードの16番パー4。右フェアウェーからアイアンでの第2打をグリーン左バンカーへ。6メートルのパーパットを外してボギー。「第2打は気持ち悪かった。ああいう球が出る原因がわからない。自信を持って打てる何かがまだない」と首を傾げた。

 542ヤードの18番パー5はドライバーで右へ曲げ、残り240ヤードから、2アイアンでの第2打はグリーン左手前の池に入れてボギー。「いい当たりでいけば、池を越えるがダフってしまって…」と振り返った。ホールアウト時点で暫定55位に「アイアンショットが何か違うなと思って直そうとしたら、ドライバーも感触が悪くなった1日でしたね」と総括した。

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