遼、予選落ちも選手会長改革として提案した「土曜日プロアマ」に初参加

スポーツ報知
通算5オーバーで予選落ちした石川。12番でバーディーパットを外しパターを投げる

◆報知新聞社特別協力 男子プロゴルフツアー ミズノオープン第2日(25日、茨城・ザ・ロイヤルGC)

 石川遼(26)=カシオ=が1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算5オーバーの70位で今季国内初の予選落ち。26日は選手会長として提案し、初開催の「土曜日プロアマ」に初参加する。上位4人が海外メジャーの全英オープン(7月19日開幕・英国カーヌスティGL)出場権を得る大会は嘉数光倫(かかず・てるみち、28)=エナジック=ら3人が4アンダーで首位。

 向かい風が吹き荒れたモンスターホールで、石川が力尽きた。予選通過圏内の通算3オーバーで迎えた国内史上最長705ヤードの16番。ドライバーの第1打を右ラフへ曲げるとその後は右、左のラフを渡り歩き、ウェッジでの第4打はグリーン右エッジへ。残り15ヤードから、うね越えのロブショットは5メートルオーバー。2パットで痛恨のダボとなった。「16番の第1打はミス。アイアンの修正はできているので、ゴルフ的にはそんなに悪くない」と振り返った。

 26日は選手会長として掲げた改革案の1つ「土曜日プロアマ」を初開催する。予選落ちした選手から主催者が石川、小鯛、額賀、市原の4人を指名し、次週の日本ツアー選手権森ビル杯の会場、茨城・宍戸ヒルズCCで行う。「選手にとっても非常にメリットがあると思います」。新選手会長として、新たな試みの先陣を切る。(榎本 友一)

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