畑岡奈紗、攻めて単独首位!日本勢最年少Vへ前身「攻めのゴルフで」

スポーツ報知
畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ボルビック選手権第2日(25日、米ミシガン州トラビスポイントCC)

 1打差の5位から出た畑岡奈紗(19)=森ビル=が7バーディー、3ボギーの68と伸ばし、通算9アンダーで首位に立った。ミンジ・リー(オーストラリア)が1打差の2位。71で回った上原彩子(34)=モスバーガー=が通算5アンダーで12位を維持した。野村敏京(25)=Qセルズ=は7オーバーで予選落ちした。

 19歳の畑岡が、日本勢最年少となる米ツアー優勝へ前進した。スコアを伸ばして単独首位。徐々に攻撃的なゴルフがさえ、後半は5バーディー(2ボギー)を奪った。「攻めるところは攻める、というメリハリのあるゴルフはできた」と満足そうに話した。

 久しぶりのつまずきをものともしなかった。ショットを曲げた前半の13番。プレーオフの末に2位となった前週から今大会の第1日まで、1つもなかったボギーをたたいた。しかし「『しょうがない』という感じで切り替えられた」。続く14番(パー5)でバーディーを奪い返した。

 後半はティーショットの構えを修正し、チャンスを量産してチャージにつなげた。優勝争いを演じた1週前の勢いに衰えはない。「引き続き攻めのゴルフで、どんどんバーディーが取れるようにしたい。もう攻めるしかない」と力を込めた。

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