松山英樹、通算14オーバー大崩れ…パーオン率は約39%と苦しむ

スポーツ報知

◆米男子プロゴルフツアーメジャー第2戦 全米オープン第3日(16日、米ニューヨーク州シネコックヒルズGC=7440ヤード、パー70)

 9打差26位から出た世界ランク10位の松山英樹(26)=LEXUS=は4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの79と崩れ、通算14オーバー。日本男子初のメジャー制覇は絶望的となった。

 8番(トリプルボギー)では1メートル半から、16番(ダブルボギー)では7メートル半から4パットするなど、高速グリーンに苦戦した。13番ではエッジから放ったロングパットが傾斜を下り、グリーン右のバンカーに落ちるなど、ここから3連続ボギーとした。

 松山は「2日目より(グリーンの)スピードがかなり上がっていて、対応できなかった。8番で4パットしてしまい、ミスパットは1回もなく4パットするのは初めて。16番もしっかり打ったけど、同じようにミスしてしまった。今日はしんどい。ラインの読み違いとか、グリーンのスピードが分かっていないのかなという感じ」と分析した。

 ショットに関してもパーオン率は約39%にとどまり、「この3日間の中で一番良くなかったし、風が出てきて難しいコンディションになった時に、まだしっかりとしたものができていない」と、本調子ではない現状を見つめた。「やりたいことが何も出来なかったのが悔しい。(最終日は)バーディーを取りたい」と必死に前を向いた。

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