海外メジャー帰りの秋吉翔太、星野陸也が福島OP開幕前日にコース入り

スポーツ報知
秋吉翔太

◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン 福島オープン練習日(20日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 前週の全米オープンにともに初出場した秋吉翔太(27)=ホームテック=、星野陸也(22)=フリー=が19日夕方に帰国し、雨の強い開幕前日にコース入りした。

 初めて臨んだ海外メジャーは、星野は2日間とも79で18オーバーの136位。秋吉は82、77で19オーバーの148位でともに予選落ち。「悔しい部分もありますが、実力で太刀打ちできなかった。ショットも、飛距離も」と振り返った。同組で回ったライアン・フォックス(ニュージーランド)は「欧州ツアー1、2の飛ばし屋らしいんですけど、平均330ヤードくらい飛んでいて。僕も300ヤードくらいは飛んでいたのに。あんなに置いていかれたのは、初めての経験でしたね」と苦笑いした。「経験が足りない。自分のレベルの低さを実感しました。でも、ゴルフ人生の中では大きなものになると思います」とうなずいた。

 186センチの飛ばし屋・星野は予選落ち後、土曜日は松山英樹の組にハーフついて歩いて勉強した。「練習場で(世界ランク1位の)ダスティン(・ジョンソン)の練習も見られて。コースもスケールもすごかったです。でも、飛距離については、そんなに戦えないとは思わなかったですね」と収穫も持ち帰った。

 2人とも大会主催の住友ゴム工業が展開する、ダンロップブランド契約のホストプロだ。星野は「昨夜は時差ぼけで眠れなくて」と、サッカーW杯の日本―コロンビア戦をテレビ観戦したというが「アマチュアのころからお世話になっているので、優勝目指して頑張りたいです」と力を込めた。5月にツアー初優勝を挙げた秋吉も「去年は、この試合(6位)から賞金シードのチャンスをものにできたので、しっかり優勝争いできるように頑張ります。時差ぼけや体調は全然大丈夫です」と力強く意気込んだ。

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