キャンピングカーをレンタルしてみた…ゆっくりのんびり気軽に車中泊

2017年3月28日10時0分  スポーツ報知
  • キャンピングカーでくつろぐ今関記者。広々とした室内は冷蔵庫(左手前)やテレビ(右上)を完備し、まるでホテルの一室のよう
  • テーブルを挟んでシートを対面式にアレンジ

 自由気ままな車中泊の旅に出かけたいが、キャンピングカーを持つには資金がかかる。そんな悩みを解消してくれるのが、(株)レヴォレーターが全国展開しているキャンピングカーのレンタル事業「CAMP IN CAR」だ。今回はバンコン(バンやワゴンをべースに内装を組み付けたクルマ)をレンタルして千葉県の最南端にある南房総・白浜で車中泊を体験してきた。

 クルマを東京・恵比寿でピックアップ。すぐに首都高に入った。借りたのは、トヨタ・ハイエースを改良した「OREO(オレオ)」。大きなクルマが苦手でもハイエースなら安心。スムーズな流れに乗って富浦インターで高速を降りた。のんびり走って約3時間のドライブ。途中、疲れたら後部座席をベッドに直して横になれる。気楽なドライブでもあった。

 キャンピングカーの人気は緩やかな曲線を描いて上昇している。少し古いデータではあるが、日本RV協会によると、2015年の売上高は357億円。前年度を9%上回り、05年以降の最高を記録した。中高年の夫婦はセカンドライフを楽しむだけに、冷蔵庫や電子レンジを完備した高級車を購入する例も増えている。しかし、やはり最低でもバンコンで300万円以上、バスコン(マイクロバスなどをベースに作られたクルマ)となると500万円以上が相場。そんな悩みを「レヴォレーター」などが解消してくれる。

電源にトイレ「RVパーク」 途中、コンビニに寄った。車中泊で欠かせない食料とお酒だ。目指すは南房総の道の駅、RVパーク南房総・白浜。「RVパーク」とは日本RV協会が認定する車中泊専用の有料宿泊施設で、ここには駐車場の一角に3台分設けられている。電源設備やトイレを完備。キャンプ場ではないので車外での調理は禁止だが、車内で1人の空間を満喫できる。

 クルマを駐車させる前に野島崎灯台を見てきた。1869年に造られ、「日本の灯台50選」に選ばれている洋式灯台。目の前に広がる太平洋の空気を思い切り吸ってクルマに戻った。

ほろ酔い60歳目覚め爽やか 駐車場にクルマをセットし、電源を入れ、太陽が顔を隠す前から酒を飲み始めた。だが、ほろ酔い気分になった時、周囲は真っ暗。隣接する道の駅はもう営業を終了している。トイレまでの距離はおよそ30メートル。おぼつかない足元、先が見えない暗闇、まさか幽霊が出るわけではないが、60歳を過ぎて久しぶりに恐怖感を味わった。これもまた、車中泊の楽しみだ。車内にはテレビも付いていて時間を潰すことはできたが、やはりトイレは怖い。早く太陽が出てほしいと願いながら眠りに落ちた。

 早朝は気分スッキリ。太平洋の日差しを浴びながらアクアライン経由で帰京した。慌てる必要なんてない。ゆっくり、のんびり、気ままな車中泊の旅。これは、お勧めです。

 ◆電子レンジ、冷蔵庫も使える!

 利用した「OREO」は、「旅をもっと自由に。家族をもっと近くに」がコンセプトのキャンピングカー。旅くるま専門店、キャンパー鹿児島(鹿児島市)が製作・販売している。

 内装が施された室内は、大人2人、子供3人がゆったり過ごすことができる。ソファを倒して後部にマットを設置するだけで、広々としたベッドが完成。カーテンで仕切ればどんな場所でもプライベート空間を確保できる。

 サブバッテリーを搭載しており、エンジンをかけなくても車内で電子レンジや冷蔵庫を使うことが可能。給排水タンクやシンクも設置され、旅先で購入した食材を車内で調理することもできる。ドライブから車中泊まで癒やしの時間を演出してくれる。

 ◆車両情報

 ▽ベース ハイエースロングDXハイルーフ6AT

 ▽全長 4695ミリメートル

 ▽全幅 1695ミリメートル

 ▽全高 2240ミリメートル

 ▽定員 8人(就寝定員は大人2人、子供3人)

 ◆利用料金

 今回のバンコンの場合、平日は1時間1500~2000円。1日(12時間以上の利用は1日、12時間未満は1時間単位の請求となる)借りると1万5000~2万円(休日とハイシーズンの金額は異なる)。問い合わせはTEL0120・882087(9~22時)へ。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
カー&ライフ
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)