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【菊花賞】ディーマジェスティ、馬なりも楽々先着!蛯名「春より一段上」

2016年10月20日8時0分  スポーツ報知
  • 蛯名の手綱で馬なりのまま併走馬に先着したディーマジェスティ(右)

 ◆第77回菊花賞追い切り(19日・美浦)

 第77回菊花賞の追い切りが19日、行われた。美浦ではクラシック2冠を目指すディーマジェスティがウッドチップ(W)コースの併せ馬で楽々と先着。動きを見届けた牧野博光記者が皐月賞馬の仕上がりを分析した。

 初めて経験する3000メートルの長丁場に対応するため、いかにメンタルをコントロールできるか。中間の調整過程と最終追い切りを見ても、ディーマジェスティは長丁場に対応できる資質を備えていると感じた。

 美浦のWコースで外パワーポケット(4歳1600万)と併せ馬。コースに入る際のキャンターから落ち着きは十分。道中は4馬身ほど追いかけながら力む素振りもない。直線で内へ進路を取ってからは馬なりのまま併走馬を抜き去り、1馬身半先着でゴール。余力を残しながら、ラスト1ハロンで12秒9を刻んだ姿には貫禄が漂っていた。

 3000メートル以上のGIで4勝の実績を積んできた蛯名も長丁場に対する不安はまったくない様子に映る。「けいこではバタバタするところを見せないし、乗っている分には悪さもせず、上手に走っている印象しかない。もともと冷静な馬なので初めてのコースでも心配していない」

 未知の距離に対する対応力以上に、春よりバージョンアップしている姿が頼もしい。蛯名が「馬体に張りが出ている。芯がしっかりしてきて、春よりも一段階上がっている」と言えば、二ノ宮調教師も「体が丸みを帯びているし、春とは体つきが全然違うよ」と両者とも春以上の感触を実感しているようだった。

 今年に入ってから前哨戦を叩いて、順調な調整過程をたどったケースは一度もなかった。「馬体の張り具合から(セントライト記念を使った)上積みはありそうな感じ」と蛯名から“上積み”を強調するコメントを耳にしたのは初めて。万全の仕上がりで臨めることは間違いない。(牧野 博光)

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