【菊花賞・下克上 歴史は繰り返す】〈2〉ミッキーロケット、2008年のオウケンブルースリに続け!

2016年10月20日8時0分  スポーツ報知
  • ミッキーロケット(左)は坂路での併せ馬できっちり先着した

 ◆第77回菊花賞・G1(芝3000メートル、23日・京都競馬場)

 偉大な先輩の存在が頭をよぎる。ミッキーロケットは夏に古馬相手の500万、1000万を快勝し、トライアルの神戸新聞杯も好走。その蹄跡は、同じ音無厩舎で08年の菊花賞を制したオウケンブルースリと重なる。

 「あの時は上位馬が抜けて、1番人気だった。今回は上2頭がしっかりしているからね」と冷静に分析する音無調教師だが、今春の皐月賞(13着)後に早々と休養を決断したことが奏功。クラシック上位馬が夏休みに入っていた7月の北海道で復帰すると、前走はサトノダイヤモンドに首差の2着まで迫った。「秋のことも考えて、あの時点で放牧に出したが、思った以上に力をつけている」。この日も栗東・坂路で52秒4の力強い動きを見届けたトレーナーは納得の表情を浮かべた。

 鞍上の和田はこのレースで07年アルナスライン(6番人気2着)、08年ナムラクレセント(9番人気3着)で波乱を演出した。「2周目の下りだね。内に潜り込み、いい位置を取りたい。長丁場は何が起きるか分からないから」と不敵な笑み。大駆けの雰囲気が漂っている。(山本 武志)

 ◆2008年 神戸新聞杯を勝った日本ダービー馬ディープスカイが菊花賞ではなく天皇賞・秋に参戦。6月の未勝利勝ちから3連勝を飾り、神戸新聞杯では3着と惜敗したオウケンブルースリが1番人気に応えた。4月26日のデビューから184日での菊花賞制覇は史上最短V(当時、その後14年トーホウジャッカルが149日でV)。夏場に力をつけて、一気に頂点に立った。

 内田騎手(オウケンブルースリ)「坂の下りまで我慢して、そこから先行グループの外を上がっていった。この馬の強いところを見せられた。1番人気の責任を果たせたと思う」

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