ホッコータルマエ、現役引退…左前肢ハ行でチャンピオンズC断念

2016年11月30日12時59分  スポーツ報知
  • ホッコータルマエ

 JRA史上最多のG1・10勝馬、ホッコータルマエ(牡7歳)の現役引退が11月30日、決まった。管理する西浦勝一調教師(65)が発表した。

 同馬は今週12月4日のチャンピオンズC(中京)で11度目のG1制覇を目指し、調整してきたが、29日の調教後に左前肢の跛行が見られたため、同レースの出走を断念。当初から年内での引退が決まっていたこともあり、オーナーサイドと話し合った結果、引退の発表に至った。ラストランとして予定していた東京大賞典(12月29日)出走後に大井競馬場で行う予定だった引退式については、白紙となった。

 父キングカメハメハ、母マダムチェロキーの血統のホッコータルマエは3歳1月に京都でデビュー。2戦目で勝ち上がると、徐々に力をつけ、3歳(12年)8月のレパードSで重賞初制覇。4歳となった翌年5月のかしわ記念(船橋)でG1初優勝。その後は13年に帝王賞、JBCクラシック、東京大賞典、14年にはJRAでの唯一のビッグタイトルとなるチャンピオンズCを制したほか、川崎記念、東京大賞典を、15年には川崎記念、帝王賞を制覇。今年の川崎記念では同レース3連覇を達成するとともに、史上初のG1(交流重賞を含む)10勝の快挙を達成。今後は、すでに年明けからの優駿スタリオンステーション(北海道新冠町)での種牡馬入りが発表されている。

 西浦勝一調教師「昨日(火曜)の調教後に左前肢にハ行が見られてレントゲンを撮りましたが、骨には異常ありませんでした。まだはっきりと診断は出ていませんが、大事を取って、今週の出走と年内の出走を断念することに決めました。来年から新冠の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りするので無理はしないでいまは治すことを考えたい。無事に走らせて引退をさせたかった」

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