注目レース: 宝塚記念・G1

種牡馬ゴールドアリュールが急死 自身も制したフェブラリーSには産駒2頭が出走

2017年2月18日15時31分  スポーツ報知
  • 03年武豊騎手を背にフェブラリーステークスを制したゴールドアリュール

 2003年のフェブラリーSを制すなど、地方も含めG1・4勝を挙げ、種牡馬としてもG1馬を多数送り出していたゴールドアリュール(牡18歳)が18日、心臓疾患でのため急死した。今年はすでに5頭の種付けを済ませており、前日17日も元気な姿を見せていただけに、関係者は衝撃と深い悲しみに襲われた。

 同馬は01年に池江泰郎厩舎からデビュー。新馬勝ちは芝だったが、7戦目にダートを使われると能力が覚醒。大井のジャパンダートダービーが7馬身、盛岡のダービーグランプリは10馬身差をつけて圧勝すると、暮れの東京大賞典で古馬を撃破。年が明けた03年フェブラリーSも制して、一気にダート界の頂点に上り詰めた。

 しかし同年の帝王賞は11着に惨敗。その後の検査で喘鳴症(ノド鳴り)を発症していることが判明し、引退した。北海道・安平町の社台スタリオンで種牡馬入りすると、G1・9勝のエスポワールシチー、地方交流重賞を19勝もしたスマートファルコンなど自身の能力を確実に伝えてダートでの活躍馬を多数輩出した。19日のフェブラリーSにはG1・8勝のコパノリッキー、ゴールドドリームの2頭が偉大な父へ白星を届けるためレースに臨むことになる。

 社台スタリオンステーション事務局・三輪圭祐氏「ちょうどゴールドアリュールが亡くなる直前に、京都4Rで産駒のアスターゴールドが勝利したので、ゴールドアリュールの懸命に生きようとしている気力が後押ししてくれたんじゃないかとスタッフ同士で話しました。明日のフェブラリーSに出走予定のゴールドドリームとコパノリッキー、そしてヒヤシンスSに出走予定のエピカリスのことも後押ししてくれればと思っています。

 現役時代も種牡馬になってからも、ダート界でトップを走ってきた馬で、スマートファルコンやエスポワールシチーといった後継種牡馬を残してくれました。今後は現役馬も含め、ゴールドアリュールの血を繋いでいってほしいと思います。

 また、ゴールドアリュールは種牡馬らしい我の強い性格でプライドも高く、現在、当牧場の柱となっているスタッフたちが若い頃には、苦労しながら種牡馬の扱い方をこの馬から学んだようです。そういう意味で人を育ててくれた馬でもありました。ご冥福をお祈りいたします」

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