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【阪神大賞典】サトノダイヤモンド、今年も強いぞ始動戦V!ルメール「楽に勝ちました」

2017年3月20日6時0分  スポーツ報知
  • 力強く抜け出して今年初戦を飾ったサトノダイヤモンド(右は2着シュヴァルグラン)

 ◆第65回阪神大賞典・G2(19日・芝3000メートル、阪神競馬場、良)

 第65回阪神大賞典・G2は19日、阪神競馬場の芝3000メートルで争われ、単勝1・1倍の圧倒的1番人気に推されたサトノダイヤモンド(ルメール騎乗)が直線で抜け出して完勝。秋の大目標として凱旋門賞(10月1日)を掲げる2017年初戦をヤマタケ(山本武志)記者がジャッジした。

 全く危なげなかった。サトノダイヤモンドは後方待機していた2周目3コーナーから楽な手応えで先行集団を射程圏にとらえると、直線入り口でのルメールの仕掛けで全身を使った伸びやかなフォームに切り替わった。先に抜け出したシュヴァルグランをかわし、最後は1馬身半差をつける完勝だった。

 「今日は楽に勝ちました。サトノダイヤモンドは今年も強いです。秋から大人になりました」とルメールは笑顔。その言葉は自己最高の506キロの馬体重が示す通り、ひと回り大きく映った体のことだと思っていたが、池江調教師の見方は違った。「メンタル面での成長が大きいですね」。レース前の装鞍所、昨年までは後肢で地だんだを踏むような仕草をしていたが、この日はなし。馬場入り時は常歩(なみあし)でスタンド前をゆったりと歩けるようになった。落ち着き払った姿が頼もしかった。

 春は新設G1の大阪杯ではなく、3000メートルのここから天皇賞・春(4月30日、京都・芝3200メートル)へ。昨秋の菊花賞は結果的に2馬身半差の完勝だったが、レース前のトレーナーは「3000メートルはベストではない」と。それなのに、この春はあえて長距離路線を選択。その意図を確かめてみた。「凱旋門賞はヨーロッパのタフな馬場での2400メートル。日本の軽い馬場なら3000メートルや3200メートルを勝ち切るようにならないと」。12年にオルフェーヴルは同じ道を歩み、凱旋門賞で2着に入った。これが池江調教師が思い描く、凱旋門賞を見据えた王道ローテーション。すべてが、世界最高峰の戦いへつながっている。

 昨秋は急仕上げ気味で首差の辛勝だった神戸新聞杯を叩いた菊花賞で圧勝。【7110】というほぼ完璧な成績を残すが、池江調教師は何度も叩き良化型だと口にしている。「一回使って、グンと変わるタイプだからね。幸先がいい。視界良好じゃないですか」。全く隙のなかった始動戦は天皇賞から秋へつながる、どこまでも明るい2017年を予感させた。(山本 武志)

 ◆サトノダイヤモンド 父ディープインパクト、母マルペンサ(父オーペン)。栗東・池江泰寿厩舎所属の牡4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算9戦7勝。総収得賞金は7億4266万4000円。主な勝ち鞍は菊花賞・G1、有馬記念・G1、神戸新聞杯・G2、きさらぎ賞・G3(すべて16年)。馬主は里見治氏。

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