【オークス】ソウルスターリング逆襲へ、藤沢和雄調教師が意欲「今度は東京で使えるから楽」

2017年5月16日6時0分  スポーツ報知
  • オークスでの巻き返しを狙うソウルスターリング

 ◆第78回オークス・G1(芝2400メートル、21日・東京競馬場)

 牝馬クラシック2冠目の最大のポイントは、未知の距離。1番人気を背負った桜花賞で初黒星を喫したソウルスターリングは藤沢和雄調教師が逆襲に意欲を見せた。

 単勝1・4倍。断然の1番人気に支持された桜花賞で、ソウルスターリングは初めての敗戦を喫した。稍重の馬場に脚を取られながらの3着は、藤沢和調教師にとっても想定外の内容だった。

 「お父さんのフランケルはガリレオの子だし、母の父はドイツ産のモンズーン。ヨーロッパ血統で道悪は上手だろうと予想されていたし、俺もそうだと思っていたけど、合わなかったね。(上滑りして)思い切り走れていない感じだった」

 絶対女王ではなくなった昨年の最優秀2歳牝馬に、今度は距離の課題が立ちはだかる。父は圧倒的なスピードで欧州のマイルG1を勝ちまくったフランケル。桜花賞前、「お父さんの血が出てきた感じがする」と言っていただけに、2400メートルの距離はどうなのだろうか。

 「桜花賞で道悪がいいって言って駄目だったんだから、今度は距離が逆でもいいんじゃないか(笑い)。それはともかく、今の日本に2400メートルを走り切れる(絶対的なスタミナを持つ)馬はいない。3歳牝馬同士だし、みんな距離に自信はないから、穏やかな流れになると思うし、その辺はルメールも考えて乗るだろう。それにヨーロッパの重い血統であることは確かだしね」

 ルメールは母スタセリタで仏オークス、ヴェルメイユ賞を制覇。2代にわたって、能力や特徴を把握しているのは大きな強みだ。186勝を挙げた昨年、藤沢和厩舎では厩舎別最多の18勝をマークしている。ヴィクトリアマイルをアドマイヤリードで制した名手とは、厚い信頼関係を築いている。

 「血統的に洋芝がいいと思って札幌の新馬戦を使ったんだけど、ルメールは『追ってからストライドが大きくなるから、大きな競馬場がいい』と言っていた。それで2戦目からは東京、阪神と広いコースを使ってきたんだ。阪神に3回続けて持っていったのは、若い女の子には大変なことだったけど、今度は東京で使えるから楽。調整? 順調にきてますよ」

 連勝が止まっても、能力の高さに疑いの余地はない。ホームの東京で、改めて3歳牝馬NO1の実力を示す構えだ。(椎名 竜大)

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