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【宝塚記念】浜田光正元調教師、キタサンブラックはビワハヤヒデみたいだ!

2017年6月20日6時0分  スポーツ報知
  • 98年桜花賞をファレノプシスで制した浜田元調教師(左)と、当時担当助手だった清水久調教師(馬上は武豊)

 ◆第58回宝塚記念・G1(25日・芝2200メートル、阪神競馬場)

 キタサンブラックの清水久詞調教師(44)=栗東=が97年から厩務員、助手として学んだ浜田光正元調教師(78)が、自身が管理した94年宝塚記念優勝のビワハヤヒデとダブらせ、エールを送った。

 懐かしい記憶が頭をよぎる。清水久調教師の“師匠”にあたる浜田元調教師は94年のこのレース、単勝1・2倍のビワハヤヒデで5馬身差の圧勝を演じた。「あの時は敵なしで、勝つだろうなと走る前から思っていた。彼も今、同じような気持ちなんじゃないかな」と温かい口調で弟子の心中に思いを巡らせた。

 最強馬の育成法は受け継がれた。キタサンブラックがこの中間や大阪杯の調整で使った坂路の1日3本乗りは、自身がビワハヤヒデを鍛えるために行ったメニュー。「先行力はあるが、しまいが甘くなって、(93年)春は皐月賞、ダービーと2着が続いてね。瞬発力をつけようと始めたんです」。3本乗りを始めた3歳秋からG13勝を含む7戦6勝2着1回。故障を発症した94年秋の天皇賞こそ5着だったが、一時代を築いた。

 清水久師が栗東に入ったばかりの97年、のちにG13勝(98年桜花賞、秋華賞、00年エリザベス女王杯)するファレノプシスを任せ、他のスタッフが帰った後でも遅くまで作業をしている姿を目にしてきた。調教師試験を受けている時には「あまり難しく考えすぎるなよ」と何度も優しく声をかけた。定年引退した09年、そんな弟子は自身を引き継ぐように厩舎を開業した。

 「レースはいつも見ているよ。キタサンはハヤヒデに似ている。レースぶりなんて、ほぼ一緒だもんな。今回も頑張ってほしいね」。愛馬の姿をダブらせて、春のグランプリに熱い視線を送る。(武)

 ◆浜田 光正(はまだ・みつまさ) 1938年7月23日、東京都生まれ。78歳。57年3月に騎手デビューし、通算47戦2勝。59年から調教助手となるが、63年いったん騎手に復帰し、再び調教助手に。84年に厩舎を開業後、ビワハヤヒデやファレノプシス、ビワハイジなどを管理し、09年2月に引退。JRA通算352勝。重賞はG17勝を含む19勝。

 ◇94年の宝塚記念 京都記念、天皇賞・春を連勝中だったビワハヤヒデが好位追走から積極的に動き、直線手前で早くも先頭へ立つと、直線でも後続を突き放すばかり。最後は5馬身差をつけ、時計も2分11秒2という日本レコードだった。2、3着はオープン特別勝ちからの転戦だった8番人気のアイルトンシンボリに、6番人気のダンシングサーパス。差し馬台頭の流れが向いたとはいえ、勢いのある人気薄の伏兵が、ナイスネイチャ(3番人気4着)、ネーハイシーザー(2番人気5着)などの実績馬に先着した。

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