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【2歳勝ち馬診断】強烈な末脚のワグネリアン、来春の主役に名乗り

2017年7月17日22時30分  スポーツ報知
  • 新馬戦に勝利したワグネリアン

 【ワグネリアン(牡、栗東・友道康夫厩舎)、父ディープインパクト、母ミスアンコール、馬トクPOG指名者数279人】

 評判馬がそろった16日の中京5Rの2歳新馬(芝2000メートル、10頭立て)は、1000メートル通過が67秒0の超スローペースの中、1番人気ヘンリーバローズをマークしながら運んだワグネリアン(牡、栗東・友道康夫厩舎=ディープインパクト産駒)が上がり3ハロン32秒6の強烈な末脚で、ゴール前のマッチレースを鼻差制して初陣を飾った。勝ちタイムは2分4秒7。

 福永は「言うことがない。競馬が上手で満点。このまま順調にいってくれれば」。友道調教師も「普段から無駄なことをしないし、瞬発力がある。来年を楽しみにしながらやっていく」と、ともに期待感十分のコメント。

 金子真人HDブランドの結晶だ。父ディープインパクト、母の父キングカメハメハ、祖母ブロードアピール(母ミスアンコールも)と、全てが金子オーナーの所有馬。

 全姉の2頭は、馬格がなかったり、さばきに硬さがあったりして、大成しなかったが、牡馬に出た本馬は、ダート重賞5勝の祖母の切れ味を芝の瞬発力に転化できる才能に恵まれた。

 4角付近では、急激なペースアップにとまどったヘンリーバローズに対し、こちらはスムーズに加速。直線でも鞍上の指示に瞬時の反応、ヘンリーの前に出ると、そのま差し返しを許さず押し切った。

 とにかくスローの究極の上がり勝負でディープインパクト産駒にかなうはずがない。レースラップ11秒2―10秒9―11秒0を上回る時計を刻みながら、後続を5馬身ちぎるパフォーマンス。上位2頭とも、今後順調に成長すれば、クラシックへと進む器だろう。

 ただ近年クラシックを勝ったディープ産駒、アルアイン、マカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、キズナ、ディープブリランテは、例外なく470、480キロから500キロ超。大型ディープが席巻する現状を考えると、450キロの馬体重が、少しだけ気になる。(大上 賢一郎)

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