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【2歳勝ち馬診断】育成時から高評価を得ていたシルヴァンシャー…大仕事も可能な逸材

2017年9月11日22時35分  スポーツ報知
  • 新馬戦に勝利したシルヴァンシャー

 【シルヴァンシャー(牡、栗東・池江泰寿厩舎)、父ディープインパクト、母アゼリ、馬トクPOG指名者数833人】

 10日の阪神5Rの2歳新馬(芝2000メートル、8頭立て)は、道中最後方を追走した単勝1・3倍のシルヴァンシャー(牡、栗東・池江泰寿厩舎=ディープインパクト産駒)が、上がり3ハロンメンバー最速の34秒1の末脚で差し切って、初陣を飾った。勝ちタイムは2分4秒1。

 Mデムーロは「(出遅れは)座り込んだタイミングでゲートが開いたから。最後はいい脚を使ったし、すごく能力があります」とコメントした。

 母アゼリは言わずと知れたG1・11勝の米国の名牝。きょうだいで最も活躍した4歳の全兄ロイカバードは、2歳新馬戦でサトノダイヤモンドの2着し、その後、重賞(きさらぎ賞、京都新聞杯)を連続3着と力を示したが、3歳クラシックには乗り切れなかった。まだ期待ほどの大物は出ていない。

 本馬は「重厚感とバネがあり、相当な手応えを感じさせる」と育成先の北海道・ノーザンファーム早来で早い時期から高い評価を得ていたが、栗東に入厩してからは「体に幼さが残る。瞬発力というより息の長い脚を使うタイプ」とのコメントが出ていた。

 実際、470キロの体は体高に比べ、やや薄めに映る。鞍上が「やんちゃ」と評したように心身ともまだまだ幼い。出遅れたことで、道中のペースのアップダウンに関係なく、自分のペースで進められたことも現状プラスに働いた感もある。

 3歳11月のデビューで、4、5歳で大ブレイクした母の遺伝子から、成長力に優れたタイプなのは間違いないだろう。今後の成長曲線の軌跡が、ビッグレースの時期とガチッとかみ合えば、大仕事も可能だろう。(大上 賢一郎)

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