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【秋華賞】アエロリットで参戦 横山典に聞く<2>

2017年10月12日7時0分  スポーツ報知
  • アエロリットの手綱を執る横山典

 ◆秋華賞追い切り(10月11日、美浦トレセン)

 横山典弘騎手(49)=美浦・フリー=が、今年のNHKマイルCの覇者アエロリット(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)で第22回秋華賞・G1(10月15日、京都・芝2000メートル)に参戦する。管理する菊沢隆徳調教師(47)=美浦=は義弟にあたり、NHKマイルCでは厩舎に初のG1タイトルをプレゼント。長年互いをバックアップしてきたパートナーとアエロリットについて話を聞いた。(石野 静香)

 ―アエロリットは、義弟である菊沢隆徳調教師が普段から調教にまたがっています。

 「馬の話は調教師に聞いた方がいい。よく知ってるよ。毎日調教に乗って、宝物なんだから。もちろん全部の馬が宝物なんだろうけれど。菊沢が一番知っている。そういう意味で信頼してるよね。俺はレースで乗るだけで、普段は彼が見ているから。昔は脚もとがフワーッとしていた馬で、彼はそういう時から知っている」

 ―菊沢調教師との信頼関係を感じます。

 「パドックでまたがっちゃえば、もう俺の責任だけれど、それまではスタッフを信頼している。見ていてもそれだけのことをやってくれているから、何も心配することはない。(今の)菊沢の顔を見れば、穏やかな顔をしている。馬の顔じゃなくて菊沢の顔を見れば、馬の状態に関しては何の不安もないんだろうなと分かる。あとはレース当日にパドックでまたがって、その時の状態でいかに馬のいいパフォーマンスができるか。それだけ。あとは何も考えてないよ。枠も決まってないし、馬場状態も分からない。何も考えてないというか、考える意味がないと思っている。ただ、順調にいってほしいなと願ってるだけ。調教も輸送も、パドックも競馬も」

 ―菊沢調教師が大切に育ててきた理由は何ですか。

 「走るってだけじゃないよね。難しいところがいっぱいある。気性面もそうだし、脚もとや体のつくりもそう。いろんなところが難しい。誰がやってもオールマイティーに走る馬ではない。繊細で、こっちが必要以上に、普通の馬ではないからこそ、手をかけてやらなくちゃいけない。受け止める側がアンテナを張らないと、ちょっと間違えればダメになってしまうようなところがある。適当にやっての、あの成績ではない。ちゃんとやっていても危ないようなところがある。本当に細心の注意を払っていると思う」

 ―この2戦は強い競馬をしましたが、裏には苦労があるんですね。

 「何の心配も要らないような、普通に乗れば普通の競馬ができる馬もたくさんいるが、なかには走るけれど難しい馬もいる。この間の凱旋門賞を勝ったエネイブルも、簡単に勝っているふうに見えるけれど、調教師のコメントを見ていると、この馬と似ているところがあると感じた。気難しくて、はじけちゃうようなところがあると。終わってみれば、『いい馬だね。楽勝だね』と思われるかもしれないけれど、そうじゃない。フランキー(ランフランコ・デットーリ騎手)はすごく繊細に乗っていると思う。勝って当たり前と思われるレースだったけれど、レース後のフランキーの安堵(あんど)の表情が全てを物語っていた。ワーッと喜ぶというよりも、『はぁよかった、無事終わって勝ってよかった』という顔をしていた。フランキーは、あれは本物だよ。世界NO1。いろんな総合点で違い過ぎる。性格や明るさ、度胸、そしてテクニックやフォームも。華やかさもある」

 ◆横山 典弘(よこやま・のりひろ) 1968年2月23日、東京都生まれ。49歳。1986年に美浦・石栗龍雄厩舎所属でデビューし、2000年からフリー。JRA通算2671勝。重賞は2014年日本ダービー(ワンアンドオンリー)などG1・26勝を含む164勝。父の横山富雄さん、兄の横山賀一さんは元騎手で、長男の横山和生(24)=美浦・フリー=、三男の横山武史(18)=美浦・鈴木伸厩舎=は現役騎手。実妹の桂子さんは菊沢隆徳調教師(47)=美浦=の妻。163センチ、49キロ。血液型O。

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