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【阪神JF】ラッキーライラック、無傷の3連勝で2歳女王に!オルフェーヴル産駒がG1初制覇

2017年12月11日6時0分  スポーツ報知
  • ラッキーライラック(右)の石橋はゴール後に右手でガッツポーズ

 ◆阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月10日、阪神競馬場、芝1600メートル、良)

 第69回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1が10日、阪神競馬場で行われた。2番人気のラッキーライラック(石橋)が直線で抜け出し、デビュー3連勝でG1初勝利。新種牡馬のオルフェーヴルの産駒が初めてG1タイトルを手にした。2着は3番人気のリリーノーブル(川田)、3着には4番人気のマウレア(戸崎)が入り、1番人気のロックディスタウンは9着だった。

 人馬ともに冷静だった。残り100メートル。石橋の左ステッキに応え、ラッキーライラックが先頭に躍り出た。「自信を持って追っていました」。リリーノーブル、マウレアと無敗馬同士の追い比べを余力十分に制し、2歳女王の座を射止めた。

 好位から抜け出したデビュー2戦に比べ、スタートは速くなかった。中団追走となったが、力みのあった前走より折り合いはスムーズ。有力馬の後ろを抜群の手応えで追走した。「合図を送れば、今まで以上の脚を使ってくれると思いました」。勝負どころで外へ。直線で手応え通りの伸びで突き抜けた。

 新種牡馬オルフェーヴルの産駒G1初勝利。現役時代の父は出遅れや斜行、逸走など気性難がつきまとった。12年天皇賞・春、石橋はビートブラックとのコンビでG1初制覇を飾ったが、そのレースで11着同着だったのが1番人気に支持されたオルフェーヴル。5年後にはその子で2つ目のG1タイトルをつかんだ。「『もっとやんちゃかな』と思ってまたがったんですが、すぐに落ち着きました」と、8月のデビュー戦(新潟)を回顧。「身体能力の高さは当然ですが、オンとオフの切り替えができるし乗りやすい。注文はないです」と賛辞を並べた。

 松永幹調教師にとっては「牝馬のミキオ」と呼ばれた騎手時代に唯一、縁がなかったのがこの阪神JF。13度騎乗して、99年チアズグレイスの4着が最高着順だった。「厩舎に戻ればおとなしく、競馬に行ったらスイッチが入る。気の悪さを出さないですし、やりやすいです」と思い通りの調教やレース運びができる点を最大の長所とした。

 無傷で世代の頂点に立った。今後は放牧に出て、チューリップ賞(来年3月3日、阪神)から始動する見通し。「まだ骨格の割に肉付きが物足りないところがある。もともと距離が延びてもいいと思っていますし、来年が楽しみです」と松永幹師。桜の咲く頃には、さらにパワーアップした姿が見られるはずだ。(吉村 達)

 ◆ラッキーライラック 父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース(父フラワーアリー)。栗東・松永幹夫厩舎所属の牝2歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算戦績は3戦3勝。総収得賞金は1億282万円。主な勝ち鞍は17年アルテミスS・G3。馬主は(有)サンデーレーシング。

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