【中山大障害】ベテラン9歳馬サンレイデューク、7度目の障害G1は5着まで

スポーツ報知
5着のサンレイデューク

◆第140回中山大障害・JG1(12月23日・障害直線芝4100メートル、中山競馬場、良)

 圧倒的な1番人気を集めたオジュウチョウサン(牡6歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ステイゴールド、石神深一騎手)がゴール前で、逃げ粘るアップトゥデイトをかわして優勝。昨年の中山グランドジャンプ、中山大障害、今年の中山グランドジャンプに続くJ・G1の4連勝は史上初。また昨年の中山グランドジャンプから続く障害重賞8連勝は、テイエムオペラオーが2000年に平地で記録した重賞8連勝に並ぶ快挙となった。勝ちタイム4分36秒1は、91年メジロモントルーが記録した4分37秒2を1秒1上回るコースレコード。

 2着は2番人気のアップトゥデイト(林満明騎手)、離れた3着にはルペールノエル(高田潤騎手)が入った。

 難波騎手(サンレイデューク=5着)「例年よりポジションはよかった。流れが速く、この馬に不向きだった。スローで団子状態になればよかった。9歳でも頑張ってくれました。1、2着馬とは力の差がありますが、3着は取りたかった」

 熊沢騎手(クランモンタナ=8着)「上手に跳んでくれたが、勝負どころで速くなった時にずぶさを見せた。これからステップアップしていきそう」

 北沢騎手(スズカプレスト=9着)「速いペースについていけなかった」

 小坂騎手(ミヤジタイガ=10着)「最後にもう一つ障害があったらよかった。距離は3800メートルくらいまでかな、という気もするし、バンケットもうまい方じゃない」

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