キタサンブラックのお別れセレモニー 北島三郎「しゃべっていると泣けてくる」 ブラックの新曲も披露

スポーツ報知
優勝したキタサンブラックの武豊騎手を迎え抱き合う、馬主の北島三郎

◆第62回有馬記念・G1(24日、中山・芝2500メートル)

 ラストランの有馬記念を制し、JRA最多タイのG1・7勝を挙げたキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)のお別れセレモニーが24日、中山競馬場の全レース終了後に行われた。

 オーナーの歌手・北島三郎は「本当にありがとう。ブラックが走って3年。たくさんの人に愛してもらって、たくさんの人に支えてもらって、これ以上の幸せはありません。感謝しています」と言葉を詰まらせた。セレモニーには主戦の武豊騎手、G1初勝利を飾った菊花賞で手綱を執った北村宏司騎手らが登場。北島オーナーは「これが最後かと思うと胸が熱くなるし、しゃべると泣けてきました。一生のうち、81歳で感激しました」と、時折涙声になりながらも、大勢のファンへ感謝の言葉を口にした。

 ターフビジョンで新曲「ありがとう キタサンブラック」が流れると、北島オーナーは感慨深げ。最後に「まつり」をファンとともに大合唱して、キタサンブラックとの別れを惜しんだ。

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