【ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンド】船橋所属の臼井健太郎が、初代王者に輝く

スポーツ報知
プレゼンターのヤンキース・田中将大(左端)を交え、ヤングジョッキーシリーズ表彰式に臨んだ優勝の臼井健太郎(右から2人目)、2位の岩崎翼(左から2人目)、3位の森裕太朗(右端)

 「2017 ヤングジョッキーズシリーズ」のファイナルラウンド中山が28日、中山競馬場で行われた。地方・船橋所属の臼井健太郎騎手(20)が合計52ポイントを挙げて、初代王者に輝いた。

 同世代のジョッキーに祝福されると「喜びが1周してびっくりしています」と、あどけなく笑った。27日のファイナルラウンド大井で34ポイントをマークしてトップに立ち、この日は第1戦を11番人気のリセンティートで7着、9番人気のピントゥリッキオで4着。2戦とも人気以上の成績を残し、実力を見せつけた。

 臼井は「絶対に優勝したいと思っていました。これを機に勉強し、技術を上げていきたいです。今日で中央競馬は終わりますが、明日から大井が始まるので、そちらも応援しに来てください」とアピール。一回り成長した姿を見せてくれそうだ。

 ◆臼井 健太郎(うすい・けんたろう)1997年1月14日、埼玉県生まれ。20歳。船橋・函館一昭厩舎所属。地方通算656戦26勝。158センチ、47キロ。

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