ドリームバレンチノが引退 種牡馬入り

スポーツ報知

 2014年のJBCスプリント・交流G1を制したドリームバレンチノ(牡11歳、栗東・加用正厩舎、父ロージズインメイ)が現役を引退し、北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りすることが決まった。2日、加用調教師は「長い間、本当によく走ってくれた。感謝の言葉しかない」と2歳から10歳まで息長く活躍した愛馬の労をねぎらった。

 同馬は当初、芝路線で活躍。重賞ではロードカナロア(2着)を倒して初タイトル奪取となった12年の函館スプリントSと13年のシルクロードSの2勝をマーク。G1でも13年の高松宮記念で2着などの好成績を残した。その後、6歳秋からはダート路線に転向。JBCスプリントでG1初制覇を果たすなど重賞3勝を挙げた。通算成績は55戦12勝(うち地方20戦3勝)。12月27日の兵庫ゴールドトロフィー(6着)が現役最後のレースになった。

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