新成人の菜七子、中山7Rのビックリシタナモーが1着同着で今年初勝利

スポーツ報知
中山7Rのビックリシタナモー(14番)で今年初勝利を挙げた藤田菜七子

 8日の中山7R、4歳上1000万(ダート1200メートル=16頭立て)で、藤田菜七子騎手(20)=美浦・根本康広厩舎=騎乗の2番人気、ビックリシタナモー(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、3番人気のタガノヴィッター(石橋脩騎手騎乗、牡5歳、栗東・牧浦充徳厩舎)と同着で1位入線。自身初の同着Vで、成人の日を自ら祝う今年の初勝利をマークした。16年3月のデビュー以来、これでJRA通算21勝目となった。

 後方外から豪快に追い込んで、内で先に抜け出したタガノヴィッターと並ぶようにゴールイン。レース終了後、約10分間続いた写真判定の末、1着同着の結果がターフビジョンに表示されると、集まったファンからは「ナナちゃんおめでとう~!!」「良かったね!!」と多くの歓声が飛び交った。

 

 ビックリシタナモーには3戦連続の騎乗で1、2、1着と好相性。藤田騎手は「勝ったかな?と思ったけど、帰ってきて微妙だなって。馬がよく頑張ってくれましたし、1着で本当に良かったです。最後にいい脚を使ってくれますし、これくらいやってくれる馬だと信じていました」と笑顔がはじけた。

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