【日経新春杯】ソールインパクトがWコース併せ馬で差し返して先着

スポーツ報知
ウッドチップコースを追い切るソールインパクト

 ◆日経新春杯追い切り(10日・美浦トレセン)

 1月14日に京都競馬場で行われる第65回日経新春杯・G2(芝2400メートル)へ向け、ソールインパクト(牡6歳、美浦・戸田博文厩舎)が10日、美浦トレセンで最終追い切りを行った。

 Wコースでダイトウキョウ(6歳1000万)を1馬身リード。残り1ハロンで相手に交わされたが、ゴール前で差し返し、半馬身先着した。

 手応えで劣ったようにも見えたが、「わざとそういう形にしました」と戸田調教師。「後ろから追いかけて抜かす形だと、抜け出してからとぼけて遊ぶ面があるので、1回前に馬が行ってから、反応させるようにした。レースでは長くいい脚を使うが、決め手不足で勝ちみに遅いので、以前からこのような調教を意識してやっていた。効果が出ているかは別として、だいぶいい感じになってきた」と説明した。

 前走のアルゼンチン共和国杯は2着と好走。9度目の重賞で待望のタイトルを目指す。

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