【日経新春杯】ミッキーロケット豪快51秒2!傷腫れの不安一掃
2018年1月11日7時0分 スポーツ報知
◆日経新春杯追い切り(10日・栗東トレセン)
第65回日経新春杯・G2(14日、京都)に出走するミッキーロケットが10日、栗東の坂路で2連覇へ向けて豪快な動きを披露した。
主戦の和田が騎乗してインディチャンプ(3歳500万)との併せ馬。調教駆けする相手に手応えは見劣ったものの、しっかり食らいつき、首差遅れでフィニッシュ。年明けに傷腫れを発症したが、51秒2―12秒7の好時計を叩き出し、不安を一掃した。「これだけやれたら問題ない。思い切りやっているし、影響があれば使わないよ」と音無調教師が言えば、和田も「特別に変わった感じはない」と言い切った。
昨年は好位から運んで念願の重賞初制覇。それ以来の重賞Vを目指す。「エンジンがかかるまでの導火線が長いが、点火してからの脚はすごい。外回りの2400メートルはちょうどいいくらい。ゲートが良くなったし、流れに乗りたい」と和田は力を込めた。最強馬の抜けた中長距離路線で、飛躍へつながる2つ目のタイトルをつかむか。(橋本 樹理)