【3歳勝ち馬診断】新馬戦Vのレッドレオン…能力を感じさせるレース内容

スポーツ報知
新馬戦に勝利したレッドレオン(左)

【レッドレオン(牡、栗東・角居勝彦厩舎)、父ディープインパクト、母レッドエルザ、馬トクPOG指名者数88人】

 8日の京都6Rの3歳新馬(芝1600メートル=16頭立て)は、序盤後方から運んだ1番人気のレッドレオン(牡、栗東・角居勝彦厩舎=ディープインパクト産駒)が直線でボナヴィーゴの追撃を首差しのいで初陣を飾った。勝ち時計は1分38秒7(稍重馬場)。

 Mデムーロは「最初にズブいところを見せたけど早めから押していったら、前につけられた。最後はフワフワしたけど、他の馬が来たらまた伸びてくれた」とコメント。角居調教師は「向こう正面で脚を使ったわりに、最後も伸びました。もっと距離があっていい感じですね」と今後を展望した。

 本質的に距離不足なのか、雨で湿った馬場を気にしたのか、スタートして間もなくは前に進んでいかなったが、ひとたびエンジンが掛かると、非凡な脚。無理に上げていった割にはラストの脚いろもしっかりしており、能力を感じさせる内容だった。次回は2000メートルくらいの距離の良馬場でどれほどの瞬発力を使えるのか、確認してみたい。(大上 賢一郎)

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