【日経新春杯】藤岡調教師、カラビナひと皮むけた

スポーツ報知
幸を背に、併せ馬で追われたカラビナ(左)

◆日経新春杯追い切り(11日・栗東トレセン)

 日経新春杯は13年Vのカポーティスター、昨年2着のシャケトラと、格上挑戦での活躍が見られるハンデ重賞。今年、1600万から挑む3頭のうちの一頭、カラビナの藤岡健一調教師(57)=栗東=に手応えを聞いた。

 ―最終追い切りは栗東・CWコースで幸騎手が騎乗し、6ハロン83秒7―12秒1。ライデンバローズ(4歳500万)に半馬身遅れでした。

 「遅れはしたけど、併せた相手もよく動く馬だから。しまいがしっかりして、いい仕上がりで送り出せると思う」

 ―前走、1600万のグレイトフルSで2着。

 「今回はG2だけど、ハンデ52キロはいいよね。前回、勝ったパフォーマプロミスは強かったけど、今回、2キロ差(前走は1キロ差)に広がるのは大きい」

 ―京都の2400メートルという舞台設定について。

 「長い距離のレースでは安定しているので、この条件はいいね。道中、流れるような展開になれば面白いと思う」

 ―最後に意気込みを。

 「以前はダートに使ったりしていたけど、力をつけてきた。ひと皮むけた感じがするので、ここでどこまでやれるか、楽しみにしている」(聞き手・内尾 篤嗣)

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