【次回の注目馬】馬群をさばくのに手間取った4着のスールマカロン スムーズなら反撃
スポーツ報知
◆スールマカロン(14日、中山5R3歳未勝利・芝1600メートル=4着)
同舞台の新馬戦(12月17日、牝馬限定)は2番人気で2着。初の牡馬混合戦で3番人気に支持されて2戦目を迎えたが、スムーズさを欠いて4着までだった。
最内枠からスタートを決めたものの、行き脚が付かずに中団後方からの運び。直線入り口で外に持ち出すところでごちゃつくシーンもあった。それでも、最後はメンバー2位の上がり(3ハロン34秒8)をマーク。逃げ切ったモルフェオルフェをはじめ、最終コーナー5番手以内の馬が上位を占めたレースで、目立つ脚力は示した。
初コンビの戸崎圭太騎手は、「トモ(後肢)の緩さもあって行き脚がつかず、勝負どころで馬群をさばくのに手間取った」と悔しそうな表情。母のマカロンドナンシーは1勝のみで引退したが、その半兄には98年朝日杯3歳S、02年安田記念を制したアドマイヤコジーンもいる血統。次戦以降、スムーズな競馬ならチャンスがありそう。(川上 大志)