ドゥラメンテ、初子誕生!母はスイープトウショウ

スポーツ報知
ドゥラメンテの産駒第1号となった牝馬(右)は、母譲りの流星が目立つ(ノーザンホースパークのフェイスブックより)

 15年の皐月賞、日本ダービーを制したドゥラメンテ(牡6歳)の産駒第1号が15日、北海道安平町のノーザンファームで誕生した。母は04年秋華賞、05年宝塚記念、エリザベス女王杯のG1・3勝を含む重賞6勝を挙げたスイープトウショウ(父エンドスウィープ)。父母合わせて5冠の鹿毛の牝馬が元気な産声を上げた。

 ノーザンファームの中島文彦場長は「サイズは55キロ。生まれたての牝馬の平均は52、53キロなので、気持ち大きめ。お母さんは17歳になりましたが、若い種馬をつけて、いい子が生まれました」と母譲りの大きな流星が目をひく牝馬の誕生を喜んだ。

 ドゥラメンテは父キングカメハメハ、母はエリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴで、祖母エアグルーヴ、曽祖母ダイナカールとG1馬が続く名牝系の出。16年に北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、初年度の種付け料は400万円。1年目の種付け頭数は同SSで最多の284頭だった。

 また、スイープトウショウはトウショウ牧場の15年10月の閉鎖にともない、ノーザンファームに売却され、初めて種付けされたドゥラメンテの子を無事出産。これまでの産駒は現役のスイーズドリームス(牡4歳、栗東・須貝厩舎、父ディープインパクト)などJRAで1勝が最高成績だが、ともに豪脚を放ってG1ウィナーとなった父、母の配合で新境地を開くか、注目されそうだ。

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