【アメリカJCC】ダンビュライト、しまいまでびっしり!坂路で51秒3マーク

スポーツ報知
しまいまでしっかり追われたダンビュライト(左)

◆アメリカJCC追い切り(17日・栗東トレセン)

 ダンビュライトが意欲的な調整で、態勢を整えた。栗東・坂路で攻め馬駆けするサンライズノヴァ(4歳オープン)と併せて、しまいまでびっしり追った。首差遅れたが51秒3―13秒0は同タイム。「同じくらいの動きやったな。先週が少し軽くなったので、今日はしっかりやりたかった。予定通り」と音無調教師は強くうなずいた。

 昨年は牡馬3冠を戦い抜き〈3〉〈6〉〈5〉着。世代上位の力を示した。前走で初の古馬相手の1600万特別を勝ち切り、4歳初戦のG2に勢いをつけた。同世代のミッキースワローとともに有力候補に挙がるが、菊花賞で先着した強みにトレーナーは自信をちらりとのぞかせる。「世代の強いところを相手に、ダービー以外はしっかり走っている。菊花賞も前に行って踏ん張り、強い競馬をしている」

 先週11日の栗東・坂路では、新コンビを組むMデムーロが感触を確かめた。「具合はとても良さそう。乗りやすかったです。センスのいい勝ち方をしているし、楽しみ」と期待十分だ。「今後を考えても、賞金を加算したい」と音無師。古馬としての再出発。年長馬も混じる新たな戦いで力を蓄えて、のし上がっていく。(宮崎 尚行)

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