今年のグローバルスプリントチャレンジは開催休止 豪州、香港間の馬輸送問題が原因

スポーツ報知

 JRAは18日、今年の国際スプリントシリーズ「グローバルスプリントチャレンジ(GSC)」の開催が休止されることになったと発表した。昨年10月にオーストラリア政府が香港から同国への馬の輸送条件を変更したことにより、2国間のスムーズな馬輸送が困難となったため。

 GSCは、世界の主要スプリント競走をシリーズ化し、スプリント部門の世界チャンピオンを決定することを目的として、2005年よりスタートした国際シリーズ。オーストラリア、日本、ドバイ、イギリス、香港の10競走(いずれもG1)からなり、所属地域を含む3つの国と地域でシリーズ競走に優勝した馬の関係者に100万米ドルのボーナスが交付される。日本では、高松宮記念(3月25日、中京)、スプリンターズS(9月30日、中山)の2競走が対象で、競走名から「グローバルスプリントチャレンジ」が外されるが、レースは予定通り実施される。

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