【京都新馬戦】8番人気エイシンデルフィーが2馬身半差V 岩田「勝負根性がある」

スポーツ報知
エイシンデルフィーが直線他馬を突き放す

 20日の京都3R・3歳新馬(ダート1400メートル、16頭立て、牝馬限定)は8番人気のエイシンデルフィー(父エイシンアポロン、栗東・今野貞一厩舎)が直線で抜け出し、2馬身半差の完勝でデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分27秒7。

 発馬直後の芝ではダッシュがつかなかったが、道中は後方から内ラチ沿いを追走。勝負どころでジワッと進出を開始すると、馬場の真ん中へ持ち出した直線で、岩田康誠騎手の左ステッキに応えて、しっかりと加速。ラスト100メートルで先頭に立つと、あとは後続を引き離す一方だった。

 岩田康誠騎手は「出負けしたけど、うまく内から押し上げられました。3コーナー手前でグッとハミをとってからは追走も楽でしたね。追い出してからは狭いところを割ってくれて、勝負根性もあると思います」と評価した。今後は未定だが、今野貞一調教師は「馬の状態を見てから、オーナーと相談しますが、まだ硬いところがあるし、(現状は)ダートの方がいいでしょうね。これで柔らかみが出てくれば」と話していた。

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