【若駒S】ケイティクレバー、鮮やか逃げ切りで2勝目!クラシック戦線に名乗り

スポーツ報知
ケイティクレバー(左)が堂々の逃げ切りで若駒Sを制覇

◆若駒S(1月20日・京都競馬場、芝2000メートル、稍)

 これまで、多くのクラシックウィナーを輩出する3歳のオープン特別、若駒Sが20日、京都競馬場の芝2000メートルで行われ、ハービンジャー産駒のケイティクレバー(牡)が2着に3馬身差をつける鮮やかな逃げ切り。2勝目を挙げて、クラシック戦線に名乗りを上げた。単勝1・8倍の支持を集めたスーパーフェザーは6着だった。

 いつも通りにハナを切ると、1000メートル通過63秒0のスローペースに持ち込んだ。直線入り口で仕掛け気味に加速すると、他馬との差は一気に開き、鞍上が必死に手綱を押す人気馬を尻目に、悠々とゴール板を通過した。

 「よかった。あの形になればしぶといです」と手綱を執った小林はホッとした表情。来月末に定年による引退が控える目野調教師はラストウィークのすみれS(2月25日、阪神・芝2200メートル)を次走の候補として挙げた。「走りのいい馬。本当によかった」と孝行息子の出現に笑みが絶えなかった。

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